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2006年12月28日

久々にやられたLive

昨年もやっていたのだが、忙しいさなかで見られなかった
年末恒例の小田和正氏のLiveを見た。
どうやら随分前からやっていたようだが
恥ずかしい話、知りもしなかった。
小田和正氏の楽曲、そして声質共に私は大好きなのだが
Liveは今まで一度も見たことがない。
というわけで、初めての彼のLiveだったわけだが
やられた・・・。
今年も様々な大御所の方々と御一緒したり
そのプレイを見てきたが、これが今年一番の衝撃である。
数々のゲストを迎えてのステージだったが
ゲストの楽曲のはずが、小田和正氏が入った事により
それは彼の楽曲へと変貌を遂げる。
声質が独特ということもあるが、それだけではない。
完全に彼の世界に持っていく説得力がある。
当然の事を普通にやっているのだが、これは普通出来ない。
当然の事をやるために日々努力をするが
ここまで完璧なステージはこれまで体験した中でも数少ない。
特に生ではなく、テレビなどの媒体を通してという事を考えれば
おそらく今まで生きてきた中で一番かもしれない。
それほどこのLiveは美しく、完成された世界が描かれていた。
このLiveを見て、しばらく自分のステージが無い事に
ある意味ほっとしてしまった。
年末年始で十分に消化して、次につなげたいものである。
素晴らしいLiveであった。

Author : 伊勢賢治