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2006年10月24日

番号ポータビリティー開始

ようやく待ちに待った番号ポータビリティーが開始された。
これにより携帯業界の力関係が大きく変わる可能性がある。
そして、そんな開始初日からニュースである。
昨日のソフトバンクの発表を受け
auが早速次の一手を打ち出しつつある。
と言うのも、au間での通話定額やポータビリティーでの
他社からの乗り換え時の長期割引の引き継ぎなど
昨日のソフトバンクのサービスをほぼそのままauでも
検討中との事である。
やはりDocomoのシェアを奪う為に
大分前から用意していたのだろう。
このauの一手にDocomoがいつ追随するかが
大きな分かれ目となってくるだろう。
と言うのも、番号ポータビリティーでキャリアを
変更したユーザがまたすぐに他のキャリアに
乗り換えするというのは考えにくい。
料金の問題よりも面倒だからである。
そうなると、この番号ポータビリティー開始によって
動いたユーザはそのままその携帯会社にしばらく留まる。
つまり、先手を打った方が勝ちなのである。
後からサービスを打ち出したとしても
それまでに番号ポータビリティーを使用して
キャリアの変更を考えているユーザが変更した後では
どうにもならないのである。
その点でauは1日違いとは言え、しっかりと今後の展望を
発表している為、既に持っているリードも含めると
Docomoよりも大分有利と言えるだろう。
さて、今後の動向が大いに気になるところである。

Author : 伊勢賢治