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2005年12月31日

お疲れ様でした。

ついに大晦日である。
PRIDEもK-1も非常に面白い試合が多かった。
夕方までに何とか雑用を全て済ませて
ゆっくりとTV観戦となったのだが
一番はやはり注目のボビー・オロゴン対曙の1戦だろう。
試合途中は何度か危ない場面があったモノの
結局はボビーの判定勝ち。
見ていて思うのは曙のウエイトとパワーには
気を抜くと一発でKOに持って行かれる可能性がある。
しかしながら、それに気をつけていれば
あの巨体が素早いわけが無く、どうにかなる。
試合キャリアの少ないボビーには
非常に良い経験となる試合だったのではないだろうか。
そして一見地味なカードだったが非常に面白かったのは
所英男対ホイス・グレイシーである。
グレイシー優勢かと思われたが、所の素晴らしいファイトで
結果はドローである。
しかし、注目すべきは勝敗ではなく過程である。
何度も寝技に持ち込まれながらも、そのピンチを諦めずに脱し
また、その恐怖に駆られることなく果敢に攻めた姿である。
これには非常に力が入り、まさに手に汗握る試合であった。
結局紅白を一瞬たりとも見ることなく年越しへ。
年明けはやはりナイナイの番組を見てしまった。
解りきっているのだが、やはり気になると言うのが本音である。
今年一年は随分と駆け足で過ぎていった気がするが
来年はおそらく今年以上に忙しい一年となるだろう。
今年一年、お疲れ様でした。

Author : 伊勢賢治