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2004年08月31日
薄い。。。
Appleがまたまたやってくれた。
ついに待望のiMacが発表になった。
既に注文の受付が開始され、発売は9月中旬である。
今回のiMacは、、、薄い。
とにかく薄いのである。
厚さわずか2インチ。
写真を見た限りでは、ただの液晶ディスプレイにしか見えない。
なんとも革新的なデザインなのだろうか。
一見、デザイン的には大した事はないように見えるが
それは私たちの目がディスプレイというモノを知らず知らず意識しているからで
これがコンピュータだと考えて、それを念頭において見ると
何とも奇妙奇天烈な形である。
これまでもPCで似たようなモノはあったのだが
やはり厚さがある程度あり、それがコンピュータだと言う事を
意識せざるを得ないため、面白い程度の言葉で片付けられる。
しかしこのiMacは違う。
明らかにデザイン性でも今までの流れを変えずに
しかもオリジナリティーに富んだ形となっている。
また、内部の構造も素晴らしく良い。
CPUがDualでない事を除けばPowerMacシリーズと比べても
あまり見劣りしないだろう。
さぞかし良く売れる事だろう。
次はついにG5のノートブックの誕生か。
ますますApple製品の今後に期待は高まるばかりである。
2004年08月30日
終わってみれば。
アテネオリンピックが終わってしまった。
考えてみると長そうだが、実際には短い。
怒涛のような期間であった。
何とも寂しい気分である。
しかし、次はワールドカップの予選である。
既に私の頭の中は9月8日に照準がセットされている。
今度はU-23のメンバーも加わる事が出来るので
益々期待できる。
まずは初戦を大差で快勝して欲しいものである。
2004年08月29日
Live & 終幕
羽田LunaticにてエビバスのLiveを行った。
朝からの雨で客足が心配されたが
さほど影響もなく、誕生日の方など多くの方が来店した。
Liveの方も新曲のウケが良く、マスターにも気に入って頂けたようである。
特にGeorgia on my mindがお気に入りの様であった。
次回は来月の18日である。
さて、オリンピックもいよいよ閉幕の時を迎えた。
男子レスリングの井上が銅メダルを獲得した他は
新しい競技でのメダルはない。
しかし、しかしである。
室伏の金メダルが確定した!!!
アヌシュの査問会議で、あろう事か病気を理由にアヌシュは会議に欠席。
代理人を立てたが、信用されるはずもなく
ドーピングによる金メダル剥奪が確定。
そして室伏の銀メダルが繰り上がり金メダルとなった。
日本で繰り上がりによる金メダルは史上初であった。
アヌシュの言い訳は酷いモノで、勧告された検査に行かなかった理由は
検査の場所が警察署だったから・・・。
全く訳がわからない。
小さな子供でも、もっとましな言い訳を考える。
この行動からドーピングは確実であり、情けない限りである。
念願のオリンピック金メダル。
室伏さんおめでとう。
おそらくコーチである父親も大きな喜びを感じているだろう。
喜ばしい限りである。
これで日本の金メダルは東京オリンピックの最多金メダル数と並んだ。
そして総獲得メダル数はロサンゼルス大会を超える史上最多となった。
本当にメダルラッシュのオリンピックであった。
次回の北京にも期待したい。
2004年08月28日
Alec来日
昨年New Yorkでお世話になったAlecが来日した。
今年の3月から台湾に6ヶ月近く滞在した後で
観光がてら日本によったのである。
久しぶりに1年以上逢っていなかったが
変わりなく、元気だったので喜ばしい限りであった。
最近の近況や、Saxに関しての情報交換などなど
色々と話し込んでから別れた。
話していた時間は1時間ほどであったが非常に濃い1時間であった。
今年はLiveや、その他の音楽の諸事情により行けなかったが
来年こそはもう一度NYへ修行の旅に出たいと思っている。
しかしながら、こればかりは何とも解らない。
次に逢った時に驚かれる様に、腕を磨いておきたい。
2004年08月27日
期待。
アテネオリンピックでいよいよ金メダル史上最多の夢が
現実的になってきた。
一番近いところでは男子レスリングフリースタイルの田南部である。
既に準決勝にコマを進めており、金メダルは目前に迫っている。
また、男子ハンマー投げの室伏の繰り上げ金メダルが
いよいよ現実味を帯びてきた。
というのも、1位のアヌシュにドーピング疑惑がかけられているのである。
しかも、アヌシュはドーピングの再検査を拒否し
既に決められた期日に検査に現れなかったという情報があり
室伏の夢にまで見た金メダルが近づいている。
この2つの金メダルを獲得すれば、日本は東京オリンピックの
金メダル数を超えて、オリンピック史上最多金メダルとなる。
既に総合獲得メダル数は史上最多となっており
女子団体シンクロでも銀メダルを新たに獲得し
今後も更新されていく可能性が十分にある。
この後のオリンピックはメダル数に注目が集まりそうである。
2004年08月26日
Live & 男子レスリング
二子玉川のCafe Fouquet'sにてTrioのLiveを行った。
さすがにオリンピックとお盆明けの影響で
前回よりは少々少なめの観客数であった。
しかしながら、盛り上がりは前回以上で
拍手も大きく演奏終了後に話しかけられたりと
なかなか満足のいくLiveであった。
さて、男子レスリングのグレコローマンスタイルであるが
残念ながらメダル獲得はならなかった。
準々決勝での試合は私が見ても非常に疑問の残る判定である。
にもかかわらず、笹本のあのコメントと態度は素晴らしい。
本当に格好良かった。
そして5位6位決定戦ではきっちりと勝ち、見事5位での入賞を果たした。
まさにスポーツマンである。
試合以上に素晴らしいモノを見せてもらった。
今後も頑張って欲しいものである。
2004年08月25日
侮れない終盤
オリンピックもいよいよ終盤に入り
目玉競技も無くなってきた様に思える。
しかしながら、今回のオリンピックはメダル数が
日本史上最多を記録し、今後もまだまだ伸びる可能性がある。
明日も男子レスリング決勝があり、メダルの期待が大いにある。
また、女子のカヌーも予選2位で通過し、初の決勝への進出を果たし
こちらも十分にメダルの可能性がある。
そして男子野球は大勝しての銅メダル。
中畑コーチの男泣きは良いものだった。
女子のペアのシンクロも銀メダルを獲得し活躍を見せている。
まだ始まっていない競技ではテコンドーもメダル圏内にいると考えられる。
日本からはただ一人の出場なだけに頑張ってもらいたい。
これを機会に是非普段見ない競技に目を向けてみてはどうだろうか。
2004年08月24日
惜敗。
アテネオリンピック男子野球と女子バレーボールだが
まず女子バレーボール。
世界ランク1位の中国との1戦である。
予選1位通過のチームなので全く油断を許すことは出来ない。
試合が始まると、何と日本ペースなのである。
試合を見ていたほとんどの人が「もしかしたら」と思っただろう。
しかしながら終わってみればストレート負け。
大山も決まっていたのは最初だけで後はほとんどブロックされた。
終始決まっていたのはキャプテンの吉原である。
もう芸術の域のBクイック。
素晴らしいの一言に尽きる。
とにかく今大会は終始日本らしくない戦いが非常に多かった。
そんな中でこの中国との戦いが1番日本らしい戦いだった様に思う。
確かに攻撃は決まっていないが、チームが1つになっている感覚がある。
ただ、もう少しの所で詰めが甘かったのだろう。
是非とも次の北京に期待したい。
そして男子の野球であるが、オーストラリアに完全になめられていた。
というのも、予選の最終戦でオーストラリアはキューバと
決勝リーグの第1戦で当たるのを避けるために主力選手を
2人も外し、わざと大敗したのである。
つまり、キューバより日本の方が楽に勝てると思ったのだろう。
その思惑は点差を見れば解るが、日本は崩したと思われる。
終わってみれば0-1でわずか1点差である。
松坂の力ある好投でほぼ完璧に押さえていた。
しかし6回に一瞬、ほんの一瞬だけ浮いた球を打たれて
1点の失点を許してまった。
ただ日本の得点は0点。
つまり松坂の好投に関係なく、打撃陣が全く打てていない。
チャンスもモノに出来ていないようだった。
得点がなければ、投手がどんなに頑張っても勝てるはずもなく
今大会も日本のドリームチームの金メダルの夢が費えた。
しかし、まだ3位決定戦がある。
次の試合に勝てば銅メダルなのである。
ここは女子レスリングの浜口の様にきっちりとメダルを取って欲しい。
まさに「惜敗」という言葉がぴったりの2試合であった。
2004年08月23日
Dolphy Session & レスリング
Dolphyの第4週Pro Sessionに参加した。
今回も大入りで、素晴らしいプレーヤーが数多く参加し
非常に刺激を受けた。
また、井上淑彦氏にSession終了後に数多くのアドバイスや
日頃の練習の悩みに相談に乗って頂く事が出来て
この上ないSessionであった。
さて、女子レスリングであるが残念ながら金メダル4つという
快挙は成し遂げられなかった。
しかし全階級メダルを取得し、金2つ、銀1つ、銅1つと
素晴らしい戦績である。
1つ悔やまれるのは浜口の準決勝である。
テレビならまだしも、会場の選手も目にする得点表示が
試合中間違っており、それを多少なりとも頼りにして
試合を進めている選手にとっては、大きな痛手である。
その為とは限らないにせよ、浜口がその事で影響を受けたのは
試合を見ている限り明らかなようである。
圧倒的な試合をしていれば、それも関係ないのだが
接戦だっただけに非常に悔やまれる。
しかし、その気持ちをすぐに立て直し銅メダルを獲得した
彼女の精神力と、力には本当に頭が下がる。
女子レスリングで素晴らしい試合を見ることが出来た。
今後も頑張って欲しいものである。
2004年08月22日
バレー、マラソン、レスリング & Live!
羽田LunaticにてTrioのLiveを行った。
今回も前回同様5部構成でお送りした。
新曲も含め、非常にウケが良く、拍手も多かった様である。
オリンピック、そしてお盆明けと言うことで客足が心配されたが
そんなこともなく、絶えずお店で食事と音楽を楽しんでいた。
そして、次回は羽田Lunaticが閉店となり
すぐ近くのお台場に新たに引っ越すため2回TrioでLiveを行う。
エビバスの日程にもよるが、もしかしたら面白い予定になるかも知れない。
それは今週末までお待ち頂きたい。
さて、オリンピックの方は日本の女子選手にとって
素晴らしい一日だったようである。
まず、マラソンでは野口の金メダル。そして他の2選手含め
日本のオリンピック史上初の2大会連続金メダル&日本選手全員入賞という
偉大な功績を残してくれた。
そしてレスリングの方は皆そろって決勝に進出し、明日の試合で
またもメダルラッシュが容易に予想できる。
そして、そして私が贔屓にしている女子バレーボールであるが
やっと日本らしい攻撃が多少見え始め、大山・杉山・吉原・高橋を中心に
3Dバレーをケニアに見せつけ、余裕の勝利を収めた。
これで決勝リーグ進出を決め、何とかメダルへの道をつないだ。
今までが苦しい戦いだっただけに、この決勝リーグ進出で勢いに乗り
あの最強の東洋の魔女の再来を見せて欲しいモノである。
色々と周囲からの批判の声もあるようだが、やっと調子が出てき始めているので
暖かく見守って行きたいものである。
頑張れニッポン。
2004年08月21日
メダルラッシュ
素晴らしいの一言に尽きる今回のオリンピック。
まだ半分くらいしか終わっていないが、既に金メダルの数では
参加国中で何と第3位である。
本当に今大会は日本選手の活躍が目立つ。
このまま行けば東京オリンピック以来のメダルラッシュになる。
金メダルの数だけでなく、メダル獲得数でも
今まで一番の獲得数になるかもしれない。
この後も女子レスリングや男子野球、女子ソフトボールなど
期待できる競技がまだまだ沢山あるだけに
見逃せない大会になりそうである。
そして、寝不足・・・。
2004年08月20日
日本対韓国
アテネオリンピックの女子バレーボール予選リーグで
日本は韓国と対戦した。
前回の韓国との試合で余裕を持って勝利しているだけに
この試合に勝って決勝リーグへの道を掴んで欲しいものである。
しかしながら、試合が始まってみると明らかに日本が弱い。
韓国が強いのではなく、日本が弱いのである。
前回の試合の様な切れもパワーもなく
韓国に点を取られていく。
結局、なんとストレートで負けてしまった。
先発で、私が押していた杉山が出たのだが
あの目の覚めるようなスピードのブロード攻撃は影を潜め全く通用しない。
これなら大友の方が良いかもしれない。
どうも世間の評価は大友が良いとされているが
個人的にはスピード感溢れる杉山のプレーの方が好きである。
そして、大山である。
こちらは安定して強い。
唯一ガンガン決まる選手であった。
メグカナと呼ばれているが、今大会では栗原は不調気味で安定しない。
大山もそこまで安定感溢れる選手では無かったが
アテネ予選やワールドグランプリを見ていると安定して来ている様に思える。
なぜ、大山でなく栗原を中心にチームを組むのか。
柳本監督のみが知る事であるが、少々疑問である。
栗原が悪いのではなく、メグカナの両方で攻めればもっと良い結果が
得られそうな気が、素人考えながらあるのだが。
試合には負けたが、これで大山の強さが再認識された試合だと思われる。
これでメダルが消えたわけではなく、最後のケニアとの試合に勝てば
決勝リーグに進出することが出来る。
ここまで来たからにはケニアに勝って決勝に進出して欲しい。
この日本代表の元気のなさも、苦しい予選リーグを打ち勝って勢いが付けば
決勝リーグであの最強の日本代表が甦るかも知れない。
今まで強い代表チームを示してきただけに、勝ち負けではなく
不完全燃焼で終わってしまうのは非常に忍びない。
是非とも頑張って欲しいモノである。
2004年08月19日
オリンピックの陰に隠れた大記録!?
現在メダルラッシュが続いている日本を
テレビで応援している人は非常に多いだろう。
しかしながら、学校や会社などの様々な個人の予定もあり
ずっと観戦し、応援することは不可能である。
そんな中で、驚異的な記録が誕生した。
何と50時間5分という膨大な時間、アテネオリンピックを
テレビ観戦し続けギネス記録を更新した人がいるのである。
アメリカの女性であるが、彼女には商品として
プラズマテレビとトリノ冬季オリンピックへの招待券が送られた。
スポーツ好きの私も、さすがに脱帽である。
しかもただ50時間起きているのなら、色々な事をして
気を紛らわす事も可能と思われるが
テレビを、しかも同じスポーツ番組を50時間というのは
精神的に無理がある。
いや、何とも面白い記録である。
時間がある方は是非一度挑戦してみてはいかがだろうか???
2004年08月18日
初勝利
アテネオリンピック女子バレーボール並びに
男子サッカーの予選リーグで日本代表が
それぞれ初勝利を納めた。
女子バレーの方はホームのギリシャ相手に
ようやく調子を取り戻しつつあり、3-1で
ギリシャを下した。
吉原を中心に攻め、栗原なども元気が出てきたように見える。
やはりベテランのメリットなのか吉原の攻撃は非常に落ち着いており
安心して任せることが出来る。
ただ、気になるのは大山と杉山をあまり起用していない事である。
ワールドグランプリやオリンピック予選などを見ていると
彼女等の力は非常に大きく、大山のパワー溢れるスパイクや
杉山の世界トップクラスのスピードのブロードなど
十分に有効な攻撃方法だと思っていたのだが
ほとんど起用されない。
もしかしたら韓国戦に向けて温存しているのだろうか。
だとしてもブラジル、イタリア戦に出ていないのは変である。
柳本監督の采配次第と言ったところであろうか。
この後全勝すれば十分に決勝リーグ進出の可能性は残されており
また、この後のチームは全て格下なので良いゲームが期待できる。
サッカーの方はこれまでの2試合を全て早い時間に先制され
勢いに飲まれたまま、力を出し切れずに負けていた試合だったが
今回の試合は大久保の素晴らしい技ありヘディングで先制し
そのままガンガンに攻めながらガーナに勝利し、予選敗退ながらも
ガーナの決勝リーグへの道を断ち、最後に一矢報いた。
また、ガーナはオリンピックでは非常に強いアフリカのチームであり
前回、前々回とカメルーン、ナイジェリアのアフリカのチームが
サッカーで金メダルを獲得している事から、非常に強いチームであった。
それだけに、予選敗退とはいえガーナに勝利した日本代表の功績は大きい。
これでフル代表、つまりワールドカップへの日本サッカーの強化に
より一層大きな進歩が見られたと言えるだろう。
有り難う&お疲れ様、U-23日本代表。
2004年08月17日
夢の大金星
アテネオリンピック男子野球予選リーグで
日本対キューバの試合が行われた。
オリンピックで未だキューバには日本は勝ったことは無い。
それだけに長嶋ジャパンの健闘を期待したいところである。
相手は世界最強の野球王国。
非常に苦しい戦いが予想されたが、日本が何とホームランで
2点を先制し、その2回後で今度は3番・4番のアベックホームラン。
これで4点をリードした。
そしてその後も2点を追加して6-0。
キューバ相手に素晴らしい経過だった。
ピッチャーの松坂は、途中右腕にピッチャーライナーの強打を浴びて
痛みを感じながらも、150キロ以上の剛速球で8回までを0点に抑える。
このまま終わるかと思いきや、やはりキューバ。
9回で松坂の疲れが出てきた所で、見方のエラーも重なり
3失点を許してしまう。
ここで完投・完封の夢は費え、そしてピッチャー交代。
そしてリリーフの石井がカッチリと三振を取って試合終了。
ついに長嶋監督の悲願、キューバとの戦いに勝利することが出来た。
しかしながら、これはまだ予選リーグ。
決勝リーグでまたキューバとの戦いが無いとは言い切れない。
むしろ、決勝戦や準決勝で当たる可能性は高い。
是非ともこのまま頑張って欲しいモノである。
2004年08月16日
屈辱の2試合
アテネオリンピック女子ソフトボール並びに
女子バレーの予選リーグの試合が行われた。
まずはソフトボールだが、宿敵アメリカとの試合である。
あまり野球をフルセット観戦することはあまり無いのだが
このソフトボールという競技は野球と違い、スピーディーで
試合展開が速く、延長などはノーアウトランナー2塁からの
得点しやすいチャンスからのルールがあり
非常に見ていて面白い。
試合は最終回の7回まで全く動かず
アメリカは被安打1本、日本は被安打0本と
素晴らしい試合展開でゲームは進んだ。
しかし、延長に入った8回の表のアメリカの攻撃で
10球以上粘られたりと苦労させられ、最後には
ライトのファンブルで得点を許し、3点を奪われてしまった。
その回の裏で日本はランナーを3塁に進めながら得点ならず
ついに宿敵アメリカを下すことが出来なかった。
前回のオリンピックの決勝戦で負けた相手だけに悔しい限りである。
しかしながらまだ予選の段階で、これで決勝リーグに
進出できない理由ではないので次に期待したい。
そしてバレーボールであるが、ブラジル戦で完敗しただけに
このイタリアに対しては勝利を収めておきたい所である。
イタリアは前回の試合で勝っているとは言え、ランク的には
日本より上の相手、油断は許されない。
しかしながら、試合が始まってみると
またもや圧倒的なイタリアペース。
綺麗にストレート負けを喫してしまった。
これまでのワールドグランプリや、オリンピック予選などを考えると
考えられない負け方である。
はっきり言って前回の試合と言い、オリンピックのアウェーの環境に
完全に気持ち負けしている様に見える。
選手には覇気が無く、力強さや迫力が無い。
吉原や、佐々木といった精神的に強い選手が健闘するが
何か物足りない雰囲気である。
ただ、この中で木村や杉山といった安定して強い選手もいて
今後の試合での立て直しは期待できると言えるだろう。
この後の試合は全て日本よりもランクは下のチームのみ。
残り試合を3連勝してオリンピックのメダルへの
大きな足がかりとして欲しいモノである。
2004年08月15日
日本対イタリア
アテネオリンピック、男子サッカー予選第2戦。
ついに日本対イタリアの試合である。
この試合に勝たなければ日本は敗退となり
決勝リーグへの道は完全に閉ざされてしまう。
前回のDFを考え、この試合では那須がスタメン落ちだった。
試合が始まってすぐ、これからと言う時に
いきなりイタリアのクロスから敵ながら素晴らしく華麗な
オーバーヘッドキックで先制されてしまった。
前半3分にも満たない時間の失点である。
そして前半8分でまたもや鮮やかに抜かれて失点を許し
これで0-2と、完全に相手の個人技に翻弄されている。
しかし、日本も負けじと攻めている所で前半20分に
相手ゴール付近からのFKで阿部がこちらも鮮やかなゴール。
イタリアのGKは一歩も動けず、本当に素晴らしいゴールであった。
そのまましばらく試合は良いテンポで進んでいったのだが
前半残り10分を切ったところで、クロスからのヘディングで
また失点を許してしまう。
これで1-3となり、その後再三大久保がゴールを狙うが
前半はこのまま折り返した。
ただ、前半終了時点では日本が押している様に見え
良いチャンスも多数ある為、後半に期待したいところである。
後半は最初から田中を投入し、完全に3Topの形で勝負に出る。
余談だが、個人的には山本監督の采配は非常に好きである。
いつも素晴らしい采配で楽しませてくれる。
決して逃げずに戦う姿勢が良い。
後半は試合が動かず、日本が攻めるもイタリアのカテナチオを
破ることがかなわず、時間だけが無情に過ぎる。
そしてロスタイムに入った所で、最後の反撃で阿部のFKから
高松がヘッドで決めて何とか2-3としたが、このまま試合終了。
残念ながらアテネオリンピック予選敗退である。
こうなれば、最後のガーナとの試合で鬱憤を晴らして帰ってきて欲しい。
ここまで入り込んで見てしまうと、もう悔しくて仕方がない。
これだけエンターテインメント性の高いスポーツなだけに
日本でも、もっともっと盛り上がっていって欲しいモノである。
揉めに揉めているプロ野球よりもJリーグへ注目して頂きたい。
残念であった。
2004年08月14日
金メダル
開会式が終わり、アテネオリンピックが始まった。
初日から既に柔道の谷、野村両氏が金メダルを獲得している。
谷は2大会連続、そして野村は3大会連続と前人未踏の
素晴らしい成績である。
両者共に決勝戦は残念ながら一本勝ちではなかったが
内容は面白く、楽しめるモノであった。
さて、他にも女子サッカーだが、残念ながらナイジェリアに
惜敗してしまった。
身体能力では完全に上のナイジェリア相手に先制を許してしまい
0-1とされてしまい、非常に苦しい試合であった。
得点チャンスは圧倒的に日本が多く何度もナイジェリアの
ゴールを脅かしていたが、残念ながら得点ならず
そのまま1点差で負けてしまった。
しかし、日本は勝ち点3を獲得しているため決勝リーグに
進出できる可能性は高いと言える。
今度のナイジェリア対スウェーデンの試合で
ナイジェリアが勝てば文句なしで決勝リーグ進出。
スウェーデンが勝った場合は他のグループの下位の国の
成績次第で決勝リーグ進出が決まる。
運次第だが、ここは仕方がないだろう。
他にも水泳では松田が男子水泳で久々の決勝リーグに残るなど
日本勢が序盤から健闘している。
今後の日本選手に期待したい。
2004年08月13日
実写版
ついに出てしまった。
アニメやゲームの実写版というのは今まで数多くあった。
ルパン三世、セーラームーン、ストリートファイターなど
最近ではハリウッドでドラゴンボールの実写版を
現在制作中だという。
さて、今回の実写化は・・・忍者ハットリ君。
うーん。それはどうだろう・・・。
主演はSMAPの香取慎吾氏である。
そしてケムマキ君にはガレッジセールのゴリ氏が決定した。
実はこの実写版の話を以前エビバスの藤島氏としたことがある。
そして、まさかハットリ君は無いよね。
などと言っていた矢先だったので非常に愉快である。
その話の時にも問題になったのだが、あの頬の渦巻きマークは
果たしてどうするのだろうか?という疑問があった。
見事に再現してくれました。
素晴らしいの一言に尽きる。
まさに、香取慎吾氏で無ければ出来ないだろう。
どうやら既に話題沸騰の様で、大いに色々な意味で期待が出来そうである。
是非見に行ってはいかがだろうか。
話題作りには持ってこいである。
2004年08月12日
日本対パラグアイ
なでしこジャパンに引き続き、いよいよ男子サッカーの
予選が開幕式よりも先に始まった。
日本の初戦の相手はパラグアイ。
実はパラグアイはFIFAランキングでは
日本の20位に対して22位と格下なのである。
しかしながら、このパラグアイは地域予選で
何とブラジルを破っての出場であり、非常に要注意である。
おそらく単にランキングだけで図れる相手ではないのは
容易に想像が出来るだろう。
試合が始まってみると、日本の動きが鈍い。
先制点を取っておきたい日本だが、何とも立ち上がりが悪い。
と思っている所で、あっと言う間にサイドからスルスルと
抜けられて先制点をもぎ取られてしまった。
守りの堅いパラグアイなだけに痛い失点である。
しかし前半20分を過ぎたところでPKをもらい
それを小野がしっかりと決めて同点。
これで喜んだのもつかの間、今度は同じ様な形で
ペナルティーエリアのギリギリの所で相手にFKを
与えてしまい、それを決められ、またも1点差となってしまった。
そしてその後も、サイドからまたも抜けられて追加点を許し
前半は1-3と酷い内容であった。
特に日本が1点を取った後、また点を取られたあたりから
圧倒的に動きが悪い。
後半に期待したいところである。
さて、後半が始まって10分前後の所で、またもやPKを得た日本。
前半と同じく小野がしっかりと決めて1点差。
この早い時間に得点出来たのは非常に大きい。
相手も少々リズムを崩していた。
しかしながら、またもやディフェンスの隙を突かれて得点を許す。
これでまたもや2点差。
ただ、前半と違い、日本はペースを乱すどころか
ますますペースをあげていった。
その甲斐あって、後半35分くらいの所で
やっと流れの中から大久保のゴール。
素晴らしい。
頼れるFWである。
これで1点差とし、その後も再三素晴らしいチャンスに恵まれるが
それを生かすことが出来ず、アテネ男子サッカーは敗戦からの
スタートを切ることになってしまった。
しかしながら、私の見解としては日本は強い。
パラグアイのディフェンスから3点をもぎ取った実績は評価出来る。
3点の内2点はPKであるが、流れの中でも非常に決定的な部分が
多々あり、これは今後の試合に期待できる。
そして、幸いなことに同グループのイタリア対ガーナは引き分けと
これで日本にも十分可能性が残されている。
是非とも今後の男子サッカーに期待したい。
2004年08月11日
日本対スウェーデン
アテネオリンピックの開幕より前に
女子サッカーの予選が始まった。
男女ともにサッカーは開幕よりも前に試合が開始される。
日本の女子日本代表はFIFAのランキングで13位。
対するスウェーデンは4位とランクの上では少々差がある。
しかしながら、日本は親善試合で同じく世界のトップレベルの
カナダを下しており、非常に期待の出来る試合である。
試合が始まってみると、案の定日本が強い。
非常に安定したプレーと高い集中力で一気に責め立てる。
立ち上がりはスウェーデンのあたりの強さに戸惑ったものの
すぐに立て直し、前半24分に日テレの荒川が見事に決めて
先制のゴールをあげた。
そのまま試合は動かず後半へ。
後半も安藤を投入し攻めに転じるが、スウェーデンの猛攻にあい
危なくなったところで、安藤を下げて守りを固める。
そしてそのまま、念願の初勝利である。
これで日本は決勝リーグ行きをほぼ確実なモノとした。
このまま一気にメダルを取って欲しいものである。
2004年08月10日
共演!松原正樹氏 Lantern Session
ついに大御所Guitarist、松原正樹氏が登場した。
このLantern Sessionの創設メンバーなのである。
丁度、今日レコーディングを終えた打ち上げもあり
久しぶりの登場だった様である。
今回はいつもの倍くらいの人数が詰めかけ
物凄い熱気の中でのSessionである。
序盤中盤はいつもの様に大御所の方々に混じっての
熱いSessionにもまれ、非常に良い感じでスタートできた。
そして、いつ演奏するのかじっと機会を狙っていたところ
最後の最後、ついにラストの曲で松原氏の登場である。
もうすかさずステージに飛び込み、演奏の準備をする。
知っている曲でも知らない曲でも何でもよかった。
ところが、なんとTOTOのGeorgy Porgyなのである。
この曲ならば間違えるはずもない。
私のSiteの他のコーナーでも書いている通り
大好きな曲である。
その為、演奏も会心の出来具合で満足この上ない。
そして、Session終了後には話す機会もあり
大いに光栄の至りであった。
例によって、また一緒に写真を撮らせて頂いた。
本当に素晴らしい方で、勉強になったSessionであった。
次回またお会いする日まで私も腕を上げなければ。
2004年08月09日
Dolphy Session
桜木町のDolphyのSessionに参加した。
今回は非常に人が多く、また面白い構成が楽しめた。
とにかくGuitarとDrumsが多く、そしてBassがゼロという
ホストBANDのBassの方は疲れるSessionだっただろう。
また、管楽器もSaxがたった3人という少ない人数だった。
さて、最初はいつも通りJazzだったのだが
途中で三味線の方が3人ほど遊びに来ていた。
残念な事に、Jazzではなく、三味線でスタンダードな
邦楽の曲を演奏したのだが、それでも非常に新鮮であり
刺激のある演奏であった。
また、その次には詩を朗読するユニットが現れ
ホストBANDのDrums、Guitarの方と共に
これまたクラシカルな雰囲気に民族楽器を使用した
現代音楽風な曲調の中での朗読で
これまた面白い。
そんなこんなで大いに盛り上がり
盛り沢山の内容のSessionとなった。
桜木町に近い方は一度遊びに来てはいかがだろうか。
2004年08月08日
新紙幣
11月1日に新しい紙幣がお目見えする様である。
個人的には新しくする必要があったのか
何とも言い難い。
偽造を防ぐためなら現在の紙幣に改良を加えれば
良いだけの話で、今までもそうやってきた。
ここに来て、新しい紙幣を出すことに
どんな意味があるのかが理解しかねる。
景気が回復する理由でもないだろう。
おそらく皆が新紙幣には無関心なのではないだろうか。
2千円札の時のように新しい金額の紙幣なら
まだ関心が湧くが、今回の様なデザインを一新しただけでは
多くの人が無関心だと思われる。
私としては無意味でも面白いデザインならば期待も出来ようが
と言っても紙幣なので期待は出来ない。
一応ボーナスや給料日、クリスマスなどの
金銭が大きく動く時期に間に合わせた様であるが
さてさて、この新紙幣の世間の反応はどうだろうか。
2004年08月07日
決戦!!!日本対中国
ASIAN Cup決勝戦、日本対中国の試合が
北京でついに行われた。
相変わらずの国歌斉唱中のブーイングなど
中国サポーターのサッカー観戦のマナーは酷い。
そんな事を涼しげに日本代表はやりすごし
ついに決勝戦の火蓋が切って落とされた。
先制は前半20分で中村のFKを鈴木が折り返し
そのボールを福西が頭で押し込みゴール。
何とも美しいゴールであった。
その10分後に、左サイドから攻め込まれ
中央に折り返しての中国のゴール。
これで試合は振り出しに戻ってしまった。
このまま前半は終了する。
試合を見ている限りでは、日本が優勢に見えたが
中国のカウンターは非常に危険であり
今まで負け無しの相手とはいえ、全く気を抜けない。
しかしながら、中国サポーターに飲まれて
審判のジャッジも前の試合に引き続き酷いモノである。
中でもスローインからのオフサイドはルール上あり得ない。
つまり、スローインからはオフサイドは取られないルールなのに
ルールを曲げられ、スローインからのオフサイドを取られた。
他にも、決定的なファウルを流され、不公平なジャッジである。
さて後半であるが、またもや20分くらいの所で
中村のコーナーキックから中田が体で押し込みゴール。
このゴールだが、中国側は中田のハンドを主張した。
ビデオで見ていると、ちょうど肘のあたりに当たっている様にも見える。
しかしながら、左腹部にも当たっている様にも見える。
個人的にはもし目の前に審判がいたらハンドを取られていたと思う。
しかし、これだけ酷いジャッジやアウェイの中で試合をして
かつ、これまでの中国とは関係の無い試合の時にまで
酷い扱いを受けて来たのだから、これくらいは良いだろう。
その後も再三中国が日本ゴールを脅かすが
守護神川口のスーパーセーブにより得点を許さない。
そして後半のロスタイムに玉田がディフェンスとGKを
素晴らしいスピードとフェイントで抜き去りゴール。
これで、先程のゴールが幻だったとしても文句は言えない。
完全に日本が中国を突き放した。
そして試合終了のホイッスル。
ついに栄光のASIAN Cup2連覇を成し遂げたのである。
これで日本は3度ASIAN Cupを優勝したことになる。
最後の方ではさすがの中国サポーターもモノを
フィールドに投げ込むなどの行為があったが
大事には至らず、無事に事なきを得た。
今大会では本当に素晴らしい選手が沢山いた。
GKの川口は勿論、DFの宮本、ボンバーヘッド中澤
MFやFWも中村、玉田と素晴らしい活躍を見せた。
特に今大会私のお気に入りは川口、中澤、玉田である。
あなた達は神様です。
そして、このメンバーに平山や大久保、そして中田英寿も
ワールドカップには参加する可能性がある。
この布陣は非常に強力である。
是非とも今後の日本サッカーに期待したい。
本当に素晴らしい大会であった。
有り難うニッポン。
2004年08月06日
本当に過激?
明日いよいよASIAN Cupの決勝戦が行われる。
ご存じの通り、開催国である中国と日本との対戦である。
異常な反日感情を持つサポーターが数多い中国だが
日本は今までも大ブーイングの中で、不利な試合を
勝ち抜いてきた。
しかしながら、決勝戦は勝手が違う。
なぜなら、今までは相手チームは中国ではないからである。
今回はその大ブーイングを起こしてきた中国との対戦。
となれば、今までで一番のブーイングの中で
試合を行うことになるのは容易に予想できる。
国歌斉唱中にブーイングを起こすなど
マナー違反が目立つ中国サポーターであるが
反日感情があるとはいえ、本当に過激な存在なのか?
個人的にはその可能性は否定できないが
周りが言うほどの存在ではない気がする。
国歌の邪魔をするなど、日本という国家に対しては
サッカーのマナーとしては異常な違反をしているが
試合を妨害したり、モノを投げるといった
イギリスやイタリアのリーグに良くある様な事で
大きな事件は今のところ無い。
確かにこの試合で世界ランク51位の中国に
世界ランク20位でアジアトップの成績の日本が
勝利する可能性は高いが、もし勝っても
暴動などの騒ぎにはならない気がしてならない。
おそらく、日本が優勝しても何ら歓声が上がらないなどの
その手の状態にはなるだろうが、大事には至らない気がする。
私としては、この暴動をおそれるよりも
イランと対戦しなければならない事を考えた方が
よほど驚異である。
イランは過去3度も優勝しており、日本が負けないとも言い切れない。
明日の決勝戦は是非とも頑張ってもらいたい。
2004年08月05日
MacとMac!?
元Apple Japanの社長である、原田氏が
マクドナルドハンバーガーで多大な功績を挙げている。
マクドナルドは先頃まで完全な低迷状態で
経営が大分苦しい状態であった。
そこへ、Appleの社長である原田氏を引き抜き
今に至るというわけである。
素晴らしい商業戦術で、「マックグラン」などの
まさにアメリカサイズの商品を発表し
マクドナルドの純利益は何と8倍にまで膨れあがった。
Appleの社員はどこに行っても通用する
素晴らしい能力を持っている事の表れだろう。
ここまで業種の違う中で、本当に素晴らしい。
是非とも頑張って頂きたい。
2004年08月04日
カーナビの進化。
カー・イズという会社から携帯電話を使用した
カーナビが激安価格で登場した。
価格は27800円である。
このカーナビに携帯電話を接続して
ルート検索を行うと、携帯電話を使用して
専用サーバにアクセスし、地図情報をダウンロードする。
およそ一回のルート検索でかかる携帯の通信費用は
数十円から百円くらいのものである。
カーナビを購入しても地図の更新などが面倒だったり
費用がかさんだりする場合があるが
これならいつも最新の地図情報を利用できる。
このカーナビで使用できる携帯電話は今のところ
ボーダフォンの一部の機種のみだという事だが
今後はそのキャリアを増やしていく見通しである。
確かにカーナビごとき道案内の機械に
数十万の投資をするのは少々痛手だと考えられる。
所詮は道案内しか能がない。
その他の機能のほとんどは必要にあわせて
個人が別途購入できるモノばかり。
となれば、この様なカーナビの機能だけに特化した
安価な商品の出現は魅力である。
この様な商品の今後に期待が持てそうである。
2004年08月03日
日本対バーレーン & Lantern Session
Lantern恒例のSessionに参加した。
今回はVocalとSaxが異常に多く
特にSaxは何と5人である。
もう面白いので2回ほど5人全員での
大演奏となり、大いに盛り上がった。
その他では、実は人数が少なく
後半は本当に少人数でのSessionとなった。
しかしながら、非常に良い演奏が数多くあり
中身の濃い、良いSessionだったと思われる。
さて、ASIAN Cup準決勝。
日本対バーレーンの試合である。
今回もSessionで出かけなければならないので
残念ながら録画での観戦となった。
とにかく気を遣うのがサッカーに関する話題である。
もしリアルタイムの話を聞いてしまったら元も子もない。
何とか情報をシャットアウトして即観戦となった。
相手は今大会で非常に得点、失点共に多く
また、休みも日本より一日多いため
気をつけて試合に望まなければならない。
試合が始まって、何とか今回こそ先取点を取りたかったが
要注意人物であるフバイルに先制されてしまった。
ケアしていた人物に点を決められただけに痛い所である。
その後で信じられない事が続発した。
審判が完全に観客の勢いに飲まれて
最低の判決をし始めたのである。
前半終了間際で遠藤とバーレーン選手の接触の時に
遠藤が相手を振りほどいた事がファウルと見なされ
何と一発レッドで退場を食らってしまったのである。
VTRを見れば一目瞭然である。
遠藤の手や肘などは相手の顔には触れておらず
完全に演技である。
誤魔化されたとしても、ただのファウルであり
明らかなミスジャッジである。
この悪い雰囲気のまま、前半は終了。
そして後半が始まったのだが、ここで日本が立ち直った。
後半開始直後、中村のコーナーキックから中田が
ヘディングで見事に同点のゴール。
その後すぐに今度は玉田が非常に難しい角度から
強引に一気にシュートに持って行き
これが本当に芸術的なゴールとなった。
これで攻めつつ集中して守って行きたい場面だが
後半の中盤でまたもやフバイルに決められた。
その後、後半終了近くで日本のDFが左右に振られ
穴が空いたところを、またもや決められついに逆転。
さすがの私もガックリ来てしまったが
何とか持ち直し観戦を続ける。
と思っていた矢先、後半終了間際で
三都主からのクロスを中澤がボンバーヘッドゴール。
本当にたたき落とす迫力あるシュートであった。
さすがボンバーヘッド。
これで試合は振り出しに戻り、延長戦へと突入する。
延長戦に入ると、両チーム共に確実に疲れが見えて
本当に辛そうな戦いである。
そんな中で延長前半開始3分の所で
この試合走り回って疲れているはずの玉田が
カウンターからDF数人を振り切り、GKと1対1となり
落ち着いてゴールを決めて、ついに勝ち越しとなる。
その後、焦ったバーレーンがファウルを連発し
ついにバーレーン選手にも退場者が出てしまい
これで両チームともハンデ無しの戦いとなった。
結局、延長戦は前後半共に得点はなく
日本が先日の激戦にも勝るとも劣らない
激戦を制しての決勝進出となった。
しかしながら、最初の遠藤の不可解なミスジャッジの他にも
今回の審判は酷すぎる。
鈴木などは何度もファウルを受けながら
逆に鈴木のファウルを取られたり
その他の選手にも確実にPKという場面や
選手が倒れている場面でも笛を吹かない。
審判と言っても人間であるが、今回の試合は酷い。
観客のほとんどは中国人である。
もし、これが日本対中国の試合ならば
そのサポーターの勢いに多少飲まれる事があっても仕方ない。
しかしながら、今回の相手はバーレーンであり
観客のほとんどは日本が負けさえすれば
どうでも良いという考えのサポーターがほとんどである。
これをサポーターというかも微妙である。
彼の審判生命は決して良いモノにはならないだろう。
日本はこの様なただでさえアウェイの中で
審判にまで見放されていた状況で
本当に、本当に素晴らしい勝利を手に入れた。
こんな素晴らしい試合を連続で見ることが出来るのは
もう一生で今回限りかも知れない。
この試合で日本代表は確実に大きな一歩を学んだだろう。
これで大きく日本サッカーが前進した事は確実である。
後は、泣いても笑っても決勝戦のみ。
決勝の相手は・・・・何と中国。
サッカーの試合中はもちろんのことだが
サポーターの暴動など、非常に心配される部分が多い。
特に優勝した時は怖い。
とにかく無事で、そして勝って日本へ戻って来て欲しい。
頑張れニッポン。
2004年08月02日
ウィルス or スパム?
私はメールアドレスを20種類近く持っている。
しかしながら、実際に使用しているのは5つくらいで
他はほとんど放っておいているのである。
メインで使用している5つの中で
一番無駄なメールが届くその数は一日平均で
200弱くらいである。
その中のほとんどはスパムメール。
最近気づいたのだが、以前よりウィルスメールが少ない。
昨年などは結構な量のウィルスメールが来ていたのだが
最近はせいぜい2通くらいである。
私はメールを受けるのは全てMacintoshなので
ウィルスの心配は全くない。
なのでスパムやウィルスメールをある意味楽しんでいる。
どうやら最近のリサーチによると、ウィルスメールの数が
少なくなってきているそうである。
これにはプロバイダのサーバの時点での
ウィルスメール対策を取りだした事で
ウィルスメールが流行しにくくなっている為だと考えられる。
確かに、スパムならまだしもウィルスメールは
完全に無差別テロとも言うべき驚異である。
特にWindowsユーザからしてみれば
こんな怖いインターネット生活はない。
しかしながら、今度はウェブのHome Pageを見ただけで
感染するタイプのウィルスも出てきたようで
プロバイダ側の心配は尽きそうにない。
このイタチごっこはいつまで続くのだろうか。
2004年08月01日
Los Mascaras Live & 驚愕のレアル
DolphyのマスターであるSayrockさん率いる
Los MascarasのLiveを見に行った。
結成11年目という非常に息の長いBANDなだけに
メンバーの息がばっちりとあった良いLiveであった。
Sax、Guitar、Bass、Drumsという4ピースで
Funk,Soul系の曲をガンガンに演奏している。
私はというと一応楽器を持参するように言われたので
Altoを一本提げて見に行った。
おそらくアンコールか何かで吹くのかと思っていたら
一部の3曲目からいきなりのお誘いである。
Soul Danceという曲に参加させて頂いた。
バックの息がぴったりなので非常に心地よい。
次はアンコールでの出演となったが、そちらではSayrockさんと
バトルで大いに盛り上がり、観客の皆様にも
ご好評頂き、嬉しい限りである。
場所は横浜の山下町の日本大通りにあるSALAというお店だったのだが
ここのマスターは以前Dolphy Sessionで私を見て
既に知っていたらしく、こちらも嬉しいモノであった。
さて、サッカーであるがレアル銀河軍団の
日本ツアー最終戦で東京ヴェルディと対戦した。
前回のジェフ市原の試合で、日本のクラブチームが
非常にレベルが上がって来ている事は述べたが
・・・すいませんでした・・・・。
レアルが本気を出しました。。。
強すぎます・・・・。
特にジダン。
あれは反則。
前半開始してすぐに、必殺のマルセイユターンで
DFを抜き去り、GKにまで丁寧にきっちりフェイントをかけての
鮮やかすぎるスーパーゴール。
そしてそれを見たロナウドもスーパーゴール。
前半で既に強さを見せつけて2-0である。
前回の試合は何だったのだろう?
確かに前回の試合はジダンもロナウドも出ていなかったが
特にジダンが出てきただけでここまでチームが変わるとは・・・。
後半にはフィーゴとオリエンテスまでゴールを決めて
もう攻撃陣は文句なし。
後半のオリエンテスのゴールなどは、ハーフウェイラインを越えてから
GKどころか、DFまで誰も反応出来ずにゴールされる始末。
というのもフィールドを一杯に使ったパスワークで
DFがボールに狙いを定める前に右に左にパスを回し
まるで日本の選手はただの練習のコーンと化していた。
そして、ゴールこそ無かったが、ベッカムとロベカルの二人。
あのピンポイントのパスは素晴らしい。
ジダンやロナウドなどの最強の点取り屋達の
滅茶苦茶狭いピンポイントの場所にぴったり落としてくる。
またこれは全選手に言えることだが、ボールの飛距離が違う。
完全にボールに対してジャストミートしているのである。
ロナウドなどハーフウェイラインより10メートル以上前の
自陣から日本のゴールを狙ってきた。
GKがあと数歩出てきていたら入っていた。
そう、自陣から既にGKの位置を見据えて、しかもその距離から
シュートするだけの技術をもっているのである。
もう凄すぎます。
何がこうまで違うのか?
それはもうトラップの一言に尽きる。
普通ならトラップした後は少々プレーが乱れるので
そこを付け狙ってボールを奪われたり
そのすぐ後のドリブルで奪われたりするのだが
レアルの選手は皆、ワンタッチで完全にボールの勢いを
殺して次のプレーに既に入っているのである。
つまりゴール前でボールが渡ったらワンタッチで
既に前を向いてシュート体勢に入れるのである。
やっている事はキャプテン翼そのもの。
他にも自分のスペースが狭い事が挙げられる。
本当に足が振れるスペースがあれば十分にプレーしている。
日本のプレーヤーなら皆パスを出して逃げてしまうところを
シュートなり、ドリブルなりで前を向いて攻めてくる。
これらの事が重なり、相手の予想とは全く逆の動きが可能となる。
つまり、相手が「ここはパスしてくるだろう」という予測の元で
パスコースをカットしに行った時にはドリブルやシュートと言った
相手の予測に反する動きが生まれ、そこから大量のゴール。
やはり日本サッカーが発展するまでの道のりは遠いかもしれない。
ただ、これらの選手に混じって中田や小野、川口などの
素晴らしい海外組のプレーヤーも生まれている事は確かなので
今後は期待の目でJ-リーグを応援しても良いのではないだろうか。